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米国における「無線局免許手数料」徴収復活の動き

日本ではあまり情報が伝えられていませんが、米国のFCC(連邦通信委員会)及びARRL(アメリカ無線中継連盟)からアマチュア無線の免許手続きに係る手数料徴収復活についての情報が公表されました。

FCCは、昨年、アマチュア無線局免許に係る手数料の徴収復活(50ドル)を提案していましたが、ARRLなどの反対活動により、手数料35ドルの妥結額で決定されたとのことです。

本決定が施行されると、これまでFCC試験の受験料を除き、無料であったライセンスの発給、更新及びバニティー(希望コールサイン指定)申請に対し、35ドルの手数料が課されることとなります。

アマチュア無線免許の発給に際し、いくら人員の合理化や電算化が進んだといっても、これまでの無料というのは気前が良すぎと思っていましたが、各方面からFCCへの何らかの圧力があったものと推測されます。

私自身、FCCから免許発給を受けており、これまで無料の恩恵を受けてきたので、言える立場にはないかもしれませんが、多少の手数料の負担は致し方ないのではないかと考えます。

コロナ禍の中でのBad Newsに、米国の免許を所持している方々にとっては、心中穏やかではないものと思われます。
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謹賀新年2021

明けましておめでとうございます。謹んで新年のお慶びを申し上げます。

令和2年JARL通常選挙におきましては、多くの会員の方々からご支持を賜り、4期目の関東地方本部区域社員に当選させていただくことができました。ご支持いただいた方々に改めて御礼申し上げます。

さて、一昨年末からこれまで、コロナ禍のため私たちの生活も大きく変化させられることとなり、今は外出することや人との接触を自粛せざるを得ない状況にあります。

こうした制約の中にあって、特段不自由を感じることなく楽しめるアマチュア無線を趣味とする私たちは、たいへん恵まれていると言えます。これを機に、アマチュア無線の意義、楽しさ、非常時の有用性などについて広く一般の方に知っていただき、無線仲間が一人でも多く増えることを期待しております。

昨年のアマチュア無線をめぐる動向は、令和2年4月に無線局免許手続規則等の一部改正による「1.9MHz帯・3.5MHz帯の追加割当」「アマチュア局の免許手続きの簡素化」「無資格者による体験運用の機会拡大」がなされるとともに、12月には無線従事者規則の一部改正により無線従事者に対して「無線設備の操作に関する知識及び技術の向上に係る努力義務」が課されることになりました。

前者のようなアマチュア無線家にとって有益となる法令改正にあたっては、アマチュア無線家個人からの当局への要望はさることながら、我が国唯一のアマチュア無線組織であるJARLからの地道な要請活動が不可欠であり、長年の悲願であるアメリカをモデルとする「包括免許制度」などの実現のためには更なる組織的な活動が必要です。

こうしたJARLが行う諸活動のため、私も微力ながら一社員としてその職責を果たしていく所存でございますので、関係各位には今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

皆様のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。

日本アマチュア無線連盟 社員(関東地方本部区域選出)
JA1AAA 小林 宣夫

JARL社員総会(継続会)の所感

去る5日土曜日、JARL社員総会のいわゆる継続会が開催されました。

私は、事情により出席できませんでしたので、漏れ聞こえるSNS上の情報しか総会の状況を知るすべがありませんが、JARLを二分した執行部「擁護(保守)派」と「改革派」との議論の平行線に終始したという印象を受けました。

弁護士有志の方々が行った開示請求により、これまでのJARL執行部の不適正な会計処理が、一般会員の目に晒されて公になり、各地で批判の声が上がりました。この件について、出席した何人かの社員が質問・追及しましたが、まさに暖簾に腕押しのような執行部の答弁を得るに過ぎなかったようです。

会員の方々の大事な会費を財源とする予算執行は、慎重かつ適正に行わなければならず、その目的、相手方、金額等は、連盟の主体者たる会員に対して全て申し開きできるものでなければならないのは当然のことです。

執行部の支出は、決して個人的なものではなく、連盟の目的達成のためのものであると好意的に捉えたいところですが、その中の一部は、目的や相手方が不明確であり、その金額も果たして妥当なものかと眉をひそめてしまうものもありました。

いやしくも6万人を超えるような大きな組織の役員たるものは、清廉潔白な振る舞いとともに、厳格なコンプライアンス(法令遵守)とアカウンタビリティー(説明責任)が強く求められます。しかしながら、これまでの執行部の行状に鑑みるに、理想からはかなり離れた組織運営となってしまっていると言わざるを得ないのではないでしょうか。

これまで、私は会員による選挙で選出された理事等の選任については、会員の意思を尊重してすべて賛成してまいりました。しかしながら、今回は、非違行為とは断定できないものの、連盟及びその構成員たる会員にとって不利益となりかねない行為が認められたため、一部の理事候補者について信任しかねると判断し反対票を投じることとしました。

理事等の選任に係る採決の結果、執行部「擁護(保守)派」と思われる候補はすべて選任され、「改革派」と思われる候補は、どのような理由かは分からぬまま(評決には理由は付さないため)、あたかも粛清されるかのように否決されてしまいました。

前にも触れましたが、私は、今回の社員総会の顛末により会員相互の軋轢が深まり、連盟の分裂化・弱体化が加速してしまうことを大いに懸念しています。

こうした連盟の土台そのものが大きく揺らいでいる状況の下、新しく発足した執行部が舵取りを任されることとなりましたが、是非とも会員のいかなる意見に対しても謙虚に耳を傾けるとともに、会員相互の融和を図りながら連盟を運営していただきたいと思います。

台風とJARL社員総会(継続会)の行方

7月には発生しなかった台風が、8月に入ってからは続々と生まれ、大型の台風9号が東シナ海を北上して過ぎ去ったと思ったのも束の間、今度は10号が今週末には猛烈な強さとなって日本近海にやって来るそうです。

こうした中、台風に匹敵するような波乱が生じる虞があるのが、9/5に開催されるJARL社員総会(継続会)です。

弁護士有志の方々が行った開示請求により、これまでのJARL執行部の不適正な会計処理が詳らかになって以降、SNS上ではこの件について、現役社員を含めて多くの投稿がなされており、明後日の継続会において活発な議論が交されるものと予想されます。

私は、今回の継続会も諸般の事情により欠席するため、熟慮の結果、既に提出している議決権行使書により採決に参画し、特定の方への委任は差し控えることとしました。

採決結果がどのようなものであれ、法に基づき公正に開催された総会ですので、決議は甘んじて受け入れるべきものと考えています。

ただ、今、私が危惧することは、今回の一連のJARL執行部の不適正な会計処理等に対して、あまりにも厳格な法的追及を行うあまり、会員相互の軋轢を生み、連盟が分裂してしまう懸念があるということです。

それを回避するために、今一度、JARL執行部、社員を問わず全会員が皆立ち止まり、「我々にとってJARLとは何なのか、今、我々は何をすべきなのか」を熟考すべきなのではないでしょうか。

JA1AA Pirate出現

未だ日本もコロナ禍の状況下にありますが、巷では今日からお盆休みの人が多いものと思われます。

昨晩は日中の熱が家に篭って、たいへん寝苦しかったこともあり、早めに床を抜け出してバンドワッチに勤しんでおりました。

比較的静かな30mではEU局がチラホラと聞こえており、ブルガリア、ドイツ、イタリアと交信した後、過去に何度も交信したことのあるデンマークのOV1CDXフランクさんのCQが聞こえてきましたので、すかさず応答して交信しました。

彼の出力600Wと30MH2エレから送り出される信号は、いつものとおり強力で、正確なキーイングは誠実な人柄を感じさせます。

彼との交信が終わるやいなや、「JA1AA・・・」と聞こえたので、当方が誰かに呼ばれたのか?と思いながらワッチを続けていると、確かにOV1CDXを「JA1AA」が呼んでおり、フランクさんもそれに応答して交信が始まってしましました。

JA1AAは、言わずと知れた今は亡き庄野OTのコールサインですので、天国からのお声掛けかな?とも一瞬思いましたが、当然、そんなわけはなく、信号の強度からするとEUのPirateだったのでしょうか。Pirate氏は、名前を日本風の「NAKAMURA」と打っており、日本人に成りすますとんでもない不届き者でした。

OV1CDXは、QRZ.COMの彼のデータによると、目がご不自由なブラインドハムであるとのことで、恐らく即座にPCでJA1AAを検索してSilentkeyであることを知ることができなかったのだと思いますが、何とも腹立たしいとても気の毒な朝の一件でした。

プロフィール

JA1AAA

Author:JA1AAA
平成26年(2014)よりJARL社員を務めさせていただいており、現在4期目在任中です。微力ながらJARL発展のため職責を果たしてまいります。今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます。

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